「仙台えだまめ」甘みも香りも豊かで美味!晩夏に旬を迎える「つきみ娘」の収穫体験に行ってきました!

「仙台えだまめ」収穫体験!

イベント開催レポート

甘みも香りも豊かで美味!晩夏に旬を迎える「つきみ娘」の
収穫体験に行ってきました!

9月11日午前10時、仙台市若林区藤塚の圃場で、「仙台えだまめ」の収穫体験イベントが開催されました。「仙台えだまめ」とは、仙台・宮城に新たな特産品を創造するため、宮城県や県内各JA、県内の食品製造メーカーなどが集まってサプライチェーン(※)を構築した、宮城県産えだまめの新ブランド。今夏誕生したばかりのブランドですが、すでに地元スーパーマーケットや直売所などで人気を集め、リピーターを増やしています。

参加者10組30名が集まった圃場では、手指消毒や検温の後、主催者である株式会社サンマリ 商品部長・大島恵一さんの挨拶、枝豆の生産者である農事組合法人六郷南部実践組合 組合長・三浦善一さんの挨拶、JA全農みやぎによる「収穫時の注意事項」の案内を経て、いよいよ収穫スタート。参加者は、それぞれ割り当てられた区画に向かい、枝豆を抜く作業に取り掛かりました。「収穫時の注意事項」にもあったように、太い茎は地中深くまで根を張っているようで、大人でも苦労する場面も。小さな子どもたちも、自分の背丈ほどある枝豆と奮闘し、時に尻餅をつきながらも楽しんでいる様子でした。

枝豆を抜く作業が終わると、今度は枝葉からサヤをもぎとる作業(脱莢)に移ります。土から抜く作業は20〜30分ほどで終了しましたが、サヤをもぎとる作業には皆さん四苦八苦。1時間半ほどかけて、大量の枝豆を「お店で売っている状態」にすることができました。読者の皆さんも、収穫体験等を通して、宮城の食の豊かさ、収穫したての野菜の美味しさを感じてみませんか? 新しい収穫体験イベントの情報が入り次第、また誌面でお知らせします。ぜひチェックしてくださいね。

  • 農事組合法人 六郷南部実践組合 組合長 三浦 善一さん

    こんなにたくさんの方に集まっていただいて、感謝申し上げます。今日皆さんに収穫していただくのは、6月20日に種を播いた『つきみ娘』という品種で、今がちょうど収穫期になっています。食味がよく、最高に美味しい品種ですので、食べるのを楽しみにしながら収穫してください。また、私たち生産者は、来年もいっぱい、美味しい枝豆をつくります。食べ続けてもらえるとありがたいです

  • 株式会社サンマリ 商品部長 大島 恵一さん

    本日はお集まりいただき、ありがとうございます。サンマリ、サンマルシェなど、当社の各店舗でも『仙台えだまめ』を展開しておりますが、今日は実際にえだまめが実っているところを見て、収穫していただき、生産者の皆さんが抱えている日頃のご苦労なども体験していただければと思います。そして、ご自宅で食べていただいて、仙台でもこんなに美味しい枝豆ができるのだということを知っていただけたら嬉しいです

仙台えだまめ!収穫体験!

参加者の声

  • 根っこから抜くと思ってなくてびっくりしました。初めての農業体験です。子どもたちは「ずんだが食べたい」と言っていますね。サヤをもぐ作業が大変ですが、貴重な体験を楽しんでいます。

  • 孫に農業体験をさせてあげたくて応募しました。お店で売っているものだけでなく、土から直接生えている野菜を見たら、きっといい経験になると思って。今日収穫したえだまめはとりあえず塩茹でして食べたいですね。あとは枝豆ご飯かな。

  • 実家が山形で、いつも夏に美味しいえだまめを食べていたので、仙台に来てからも時期になると食べたくなるんですよね。コロナで子どもを連れて遠出ができない中、収穫体験なら、屋外で密にならず、普段入れない畑に入れて、体も動かせて、子どもたちの思い出になるかと思い応募しました。実は昨日も枝豆を食べたんですが、今日も家に帰って食べるのが楽しみです。