自家製パティにこだわりが詰まった仙台のハンバーガーVol.1

投稿日 2021年8月25日
著者サンマリ
と月刊WEBカテゴリー宮城の逸品

STAY GOLD

ステイゴールド

決め手は｢あえての合挽き｣
肉汁あふれるジューシーパティ

たてかけられたサーフボード、桟が海色に彩られたドア、開放的な雰囲気の内装。｢ステイゴールド｣は、店に入る前から南国の風を感じさせてくれるハワイアンカフェです。メニューも、定番のロコモコ、ガーリックシュリンプ、パンケーキから、アヒカツ(マグロのカツ)、カルアピック(豚肉の蒸し焼き)、ガーリック枝豆といったハワイ通が好むものまで、実に多彩。何度でも訪れたくなるワクワク感に包まれます。「オープンにあたって、ハワイの料理について調べ、試行錯誤した結果、ハワイ料理に堅苦しい正解はないんだなと感じたんです。そして、日本人の舌になじむ、食べやすいものを目指そうという結論にいたり、当店らしい味を追求することにしました」話してくれたのはオーナーの美濃さん。日本人が美味しく感じる味を目指したからこそ、多くのリピーターが通っているのだと改めて納得しました。

今回ご紹介する1品目は、一番人気の「アボカドベーコンチーズバーガー」です。通常のハンバーガーに香ばしいベーコン、2種チーズ、アボカドをプラスした一品。すべての具材のバランスが絶妙で、食べ進めるごとに贅沢な気分を味わえます。2品目の「ロコモコバーガー」は、デミソースを絡めたパティに、ぷるっぷるの目玉焼きをのせたもの。具材がシンプルな分、ジューシーなお肉の甘みが際立ちます。パティについてシェフに伺うと、「自家製で、実はあえての合挽きなんです。風味と食感の強い牛肉に、良質な脂を含んだ豚肉を混ぜることで、程よいホロホロ感とたっぷりの肉汁を感じられる設計にしています」とのこと。確かに、硬すぎず旨みが濃いのはなぜだろうと感じていたので、ここでもひとつ謎が解けました。肉汁たっぷりのハンバーガーを求め方は、ぜひ「ステイゴールド」へ足を運んでみてくださいね。