【食物繊維を美味しく摂ろう】さつまいもとパインの茶巾しぼり

さつまいもはゆっくり加熱することでアミラーゼという酵素が働き、甘さが増すといわれているため、蒸し器で時間をかけて蒸すか、低温のオーブンでじっくり焼くとよいで しょう。ちなみに、日本で進化した高品質のさつまいもは、現在海外でも大人気。2ヶ月ほど前から、山元町(宮城県)産のさつまいもが香港に向けて輸出されています。世界で愛される宮城のさつまいも、ぜひさまざま な食べ方でお楽しみくださいね。

材料(8個分)

  • さつまいも  ………………………………300g
  • 砂糖 …………………………………70g
  • パイン缶の実 ………………………………2枚(スライス)
  • パイン缶のシロップ ………………………………1/2カップ
  • バター…………………………………20g
  • 卵黄………………………………1個
  • 塩 ………………………………少々
  • ミントの葉…………………………………適宜

作り方

① さつまいもは3cm幅の輪切りにして厚く皮をむき、水にさらす。水を1~2回替えながら1時間ほど置いてアクを抜く。

② パイン(缶)はシロップを切って、実(スライス)を5mm角に切る。飾り用に 8個を別容器に入れておく。シロップはボウルなどの容器に入れておく。

③さつまいもをたっぷりの湯で約20分ゆで、やわらかくなったらザルにあげ、鍋の湯を捨てる。さつまいもを鍋に戻し、弱火で水分を蒸発させたら火を止める。

④ 砂糖の1/3量を③にふりかけ、マッシャーでつぶす。弱火にかけ、残りの砂糖、パイン缶のシロップを入れて、とろりとするまで煮詰め、 ②のパイン(飾り用の8個以外)を加える。最後に卵黄・バタ ー・塩少々を入れ、手早く混ぜて火を止める。

⑤ ④が冷めたら、ラップの上に1/8量をのせ、包むようにしてひねる。 ラップを外して皿に盛り、パインの実とミントの葉をのせる。これを 8個分つくる。

クチナシを使わず、パイン缶のシロップを加えることで鮮やかな黄色に仕上げた、洋風のきんとんです。簡単につくることができるので、お正月にぜひお試しくださいね。